Coselテスト
この手のスイッチング電源のリップルやスパイクはカタログ上けっこう大きな数値になっていますが,実際のところどうなんだろう?とPS-32と比べてみました.
TDKのノイズフィルタを実装した上での比較です.
結論からいうと,ローバンドで気になるケースがあるかもしれませんが,それより上ならぜんぜん大丈夫かも?と思いました.
1.8MHz帯で,AMモード(広い帯域)にして,同軸がモノポールとしてノイズをよく拾うような状態にしたときになんかの具合で若干の違いを感じました.
また,直近にダミーロードを置いて1m程度の同軸でつないだとき,3.5MHzでもノイズが確認できました.
シリアスなトップバンダさん,ローバンダさんは遠慮しておいた方がいいかもしれません.
実験用電源としてはまったく問題無し.
安定度は抜群です,TS-850でフルパワー出しても出力端子の電圧は0.01Vも下がりません,へっちゃら.
ファンのPWMコントロールもテスト,しばらくキーダウンして温まってくるとファンがゆっくりと回り始めました.
風を切る音は大きめですが,冷えたときからフル回転されるよりはずっとずっとマシです.
とりあえず思惑どおりHi
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コメント
該当するバンドで主に運用してますが、それでも僕の場合はもう重いリニア式電源には戻れません。
ところで、この手の電源ファンは規定回転を下回るとエラーで出力カットに至る、なんてことを聞いたこともあるのですが、静音化がうまく行ったのは素晴らしいですね!
投稿: JI3KDH | 2015年3月16日 (月) 20時52分
こいつはリップルmax120mVっていうカタログデータなんでどうなんだろ?と思っていました.
リグの内部のレギュレータがあるので電源の品質としては大丈夫だろうと思っていました(HiFiの人にはダメかもしれませんがHi)
電源ラインとアンテナ系の間の高周波ノイズが心配でした.
アンテナケーブルをわざとプローブのようにして結合するとローバンドでジャージャー聞こえますが,きちんと整合したアンテナにつながっていればほとんど問題無いんじゃないか?と思います.
ファンのrpm線がフォトカップラ方面に延びていますので,出力に影響するのであれば手当てをしようと思っていましたが,ファンをコネクタごと抜いても出力が出てきたので,いいのかな?と思ってました.Hi
重い負荷のときにどうなるか?ですね.
とりあえず100W機のキーダウンぐらいではびくともしません.
しかしちっこいし軽いですねえ.
投稿: Yamada | 2015年3月16日 (月) 21時10分