がれきの焼却
受け入れ問題でいろんな反応があるわけですが.
とりあえず,
『焼却炉の温度が1,200℃,セシウムの沸点が671℃なのでセシウムはガス化してフィルタでは除去できない.』
とかメディアに出没するひとまでもが言っているような話は違うみたいなので左の震災関連リンクに追加しました.
セシウムの沸点は使えないデータ(京都女子大小波先生)
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コメント
ややこしい話なんですけど
燃しても空気中に排出されるのではなく
灰の中に凝縮されてしまう
だから、残った灰の管理をしなさい
と言っているのですよね
投稿: sky | 2012年5月25日 (金) 21時54分
そうですね,焼却灰に99%以上凝縮,残りもさらにフィルタでほとんど捕獲されるのですね.
凝縮されたものはきちんと管理する,それをどこに集めてどうするかっていう話ですね.
少なくとも沸点が低いからガス化して飛んで行くっていうのは勘違いなんですね.
投稿: Yamada | 2012年5月25日 (金) 22時17分
焼却炉の燃焼温度が1200度っていうのも出所はどこなんですかね??
1200度に達するような高温燃焼炉は全国的にも少ないはずです。 釜石の溶融炉を改造したやつでは1800度もありますが、それとて70度まで急速冷却されるので問題ないことになりますね。 一般的には850~950度らしいですが・・。
大体ダイオキシンの放出問題があってこの方、排ガスを高温のまま放出する事は法規上許されませんが? まったく、何の根拠があっての話しなんだか・・
投稿: jh7めv/職場 | 2012年5月28日 (月) 12時05分
なんかね,ガス化して海や山が汚染されてフグが食えなくなる,とか,とんでもないことを主張される方もいるんですよね.
それが正義だと思っておられるのかもしれないけど逆にデマを広げることになるんですよね.
投稿: Yamada | 2012年5月29日 (火) 17時34分