JH1_767GX_2
アンテナ・リレーまわりのパターンを見ると送信系統のパターンのレジストが黒く変色していて,ハンダも焼けたような色をしています.
何か過酷なストレスがかかったんじゃないかと思います.
でも負荷の異常ならプロテクトが働くはず,想像するに,リレー接点にオーミックなロスがあって発熱し熱が伝わる...それが長い時間をかけてこうなったんじゃないでしょうか.
先回確認したリレーのモールド・ケースの膨らみもその影響かな.
松下のNRリレーはリードリレーで1msec以下の高速な動作をするリレー(とっくに廃盤)です.
ただ,これがなかなか入手できません.
今回はオーナーさんの了解を頂いて,普通のミニチュアリレーに置き換えました.
このリレーの動作速度は数msecで,高速QSKはきびしいでしょう.
オーナーさんには当面,フルブレークインの使用は控えるようお願いしました.
受信感度を心配しておられましたが,この状態でSSGの0.05μVが充分識別できますし,我が家のTS-850と比較しても感度は遜色ないように思います.
あとでざっと調整はしますけど,大きな問題はないんじゃないかと.
これで当初承った病状の『受信できない,ダイアルがミスカウントする』は回復しました.
送信パワーも問題なく出てます,しかし,アンテナチューナの動作がおかしいみたい.
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