エンコーダの動作は発光部を交換したところ安定してカウントするようになりました.
ここは,まず,良いでしょう.
しかし,ダイアルを回すとビート音が滑らかに変化しません.
ピロピロと不自然です.
どうもPLLのステップが広いところと狭いところがあるようです.
つまり,10Hzステップの表示が実際は8Hzづつ進んだりあるところでは20Hz以上進んだり,100Hzステップでも90Hzづつだったり110Hzだったり.
ただし,1kHzステップでは辻褄が合っているようです.
これはエンコーダの問題ではないです.
PLLの動作を精査して,調整しなきゃいけませんねえ.
(追記:下位の2nd LocalではCPUからのデータをレベルシフタ→DAC→VCXOという方法で周波数を変えてます.このDACを出たところのVR3001っていう半固定抵抗,これですね,たぶん.)
この767GXXですが,他にもまだ不具合があります.
オーナーさんによりますと,
- ATTのリレーが接点不良,リレーの入手が不可でスルーに固定されている.
- プロセッサのVRが不良で回路変更しマイクVRと併用している.
ということです.
それも,メーカーでそういう処置をしたんだそうです.
ちょっとため息が出ます.
本来は「なんとか救ってやろう.」 というのがエンジニアの心意気でしょう.
でも,メーカーは自分のところに保守部品がないと対応出来ないわけですね.
正規のパーツじゃないとやった仕事に責任が持てないって部分もありますか.
私は以前,767で同じVRを探して,2連だけど片側を使って復旧させました.
それも見つからなかったらVRを分解して直そうとしたと思います.
リレーだって工夫次第だと思います.
ま,アマチュアの私がそうやって治してしまうのがいいことなのかどうか,賛否両論あるかもしれません.
オーナーさんに伺って,やってよしということであれば対応したいです.
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