IC,買っておく
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BITEでフィルタ帯域のスキャンに失敗してました.
そしてピロロロの音調がおかしいと感じてました.
そこで,BFO周波数をダイアルで回して行きますと音調が滑らかに連続的に変化しません,これはあきらかにシンセサイザがおかしい.
マニュアルからBFOがセンターのときのディバイダの10進数パラレル・データは「54509」とありますのでオシロで順に追いました.
すると実際は「54501」で,デコーダー最下桁のBCDが「0001」,頭のビットが立ってません.
ダイアルをくるくる回してもこのビットが立つ気配はさっぱりありません.
フロントパネルのコントロールボードのこの箇所にはハンダ割れ,スルーホール不良は無く,素子不良と思われます.
4099,例によって地元パーツ屋にはありそうもなく...(泣
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BITEでMain IF/AFボードのフィルタ認識に失敗していた件は,熊谷さんのご協力で一歩前進しましたが,まだ先があるようです.
フィルタの認識の次はフィルタ帯域の自己測定に入ります.
局発をスキャンして455kHzセンターのレベルから-3dBとなる周波数を測っていきます.
(現在はこの時点で失敗しています.)
これが成功すれば,次はフィルタの帯域を狭い順からBW1~BW5とソートします.
考えられる不具合はCPUボードやコントロールボードのスルーホール,局発シンセサイザの分周データラッチの失敗などでしょうか.
ここまで診た感じでは,CMOS ICの出力ポートがオーミックな壊れ方をしているケースが多くてやっかいです.
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音が出ない原因はAFのクロスポイント・スイッチCD22100と当たりをつけていましたが,817NDを依頼された千葉の方のご厚意で本日入手できました.
ありがとうございました.
部品交換し,はやる気持ちを抑えつつスイッチ・オン.
おお,音が出て,BITEも違った進み方をしている.
このまま行けー!!
しかし,そう甘くは無かったです(泣
エラーコード「09」 "Too Many Symmetrical Filters Installed in System."
とはいえ,フィルターのインストール数の問題ではないことは明らかなのでフィルターのスイッチがうまく行ってないと判断.
1番フィルターが他のフィルターと別経路ですから,1番フィルターが入りっぱなしだろうと推理しました.
テスタで当たるとたしかにダイオードがプルダウン出来ていません,これか..
で基板を穴のあくほど眺めてみると,あら,パターンが切れてる.
これをつないで,こんどこそ! 祈る思い.
しかし,残酷な現実,同じエラーコード,ふーむ.
さらに調べてみるとこのダイオードをプルダウンするべきラッチICの4042のポートがオープンだと落ちてるんだけど,+15Vからぶら下がってるダイオードを接続するとポートの電圧が一緒に上がってきてしまう,これも素子不良か.
うーん,ここまで手強いマシンはかつてあったでしょうか..(^^;
いえ,負けませんよー
CMOSの4042,Quad Latchねえ,在庫ありません.
近所のパーツ屋にあるかな,無いだろな.
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カミさんの両親と妹が来てまして、私も休みをとってやってきました。
お天気も持ち直し、満開の桜は圧巻です。
桜まつり開幕の前日ですがちょうど良いですね、混んでないし。
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ちょくちょく修理の話しを頂いてまして,これは千葉の方から817ND.
あの,すったもんだを思い起こさすOBFを実装されようとしてパターンを傷つけてしまわれたようです.
W4RTもいまではマニュアルに追補版を入れてるんですね.
私の指摘どおりの内容です.
あのときは『ウデも無いのに自分でやろうとするからだ』みたいな言われ方をしたもんですが(苦笑
花粉症の老眼でがんばりますHi
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治った方のRA6790はその後,1st Mixerユニットの±15V電源ラインに入っているタンタル・コンデンサを取り替え,現在安定してます.
850とVOAを聞き比べ.
私の850はBPFのダイオードスイッチをPINダイオードに替え,受信時もATUを通せるように少しだけ改造してあります.
6kHzと7.2kHzの差はありますが,850はまろやかな感じで,一方RACALはフラットな歯切れのいい音です.
フィルタとAGCの違いですね.
決してリッチな音がするというわけでなく,通信機らしくて私は好きです.
RACALのほうが聴いてて楽しいですね,ツマミはチューニングダイアルとボリュームぐらいしかなく,NBとか,混信除去機能とか,メモリとか便利な機能は一切無いですが,この受信機を持っていたらたぶんあなたも自然と灯を入れて聴きたくなると思いますよ.
もっといいスピーカーで聴きたくなりますねえ.
オーナーさんより一足先のレビューで,申しわけありませんHi
もう一台もなんとか救いたいなー.
以前,TR-7のとき話題になったボリュームが絞りきれない件.
プロ用受信機は故障で聞こえないのか,絞っているから聞こえないのかを区別できるように,また,聞き逃し防止のためにボリューム絞りきりでも音を残しておくらしい?っていう話がありましたが,このRACALも音が残ります.
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意識不明だった方の6790.
オプションのコンフィグが非常に難解で,資料を持たない私にとっては謎だらけです.
ISBボードを持っていながらオフセットされたLSB,USBフィルタが入っていない.
普通だとFIL1スロットにはLSB用のフィルタが入りますが,20kHzのLCフィルタが入ってる,しかも20kHzフィルタはもう一個入っている.
フィルタの出力回路も改造されていて,どうもIFを外へ出して本体内蔵のデモジ以後は使っていなかったような感じ.
オプションを取っ払い,入っているコリンズの3.2kHzをFIL1スロットへ移動し,フィルタの出力部の回路もオリジナルに戻しました,が,BITEでフィルタが認識されません.
もう一台動いているやつがあるってのは実に便利なもので,動いている方のMain IF/AFボードに入れ替えてみると..
おー,BITEは通り,受信します.ふむふむ.
原因が絞り込まれてきました.
楽しいパズルですねえ.
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RACAL君がもう一台,こちらは意識不明の重症.
しかしオプションは豊富で,フィルタが全バンクに入っていて,ISBボードのオプションあり,FMユニットと思われる基板も2枚入ってます.
これもなんとか直したいところ.
電源を入れても表示がブランクだったり,ゼロ行進だったりで,これはCPUボードがうまく動いていないことを意味します.
バックアップ電池を外し,ROMを遮光して作業を始めます.
うっかりショートさせたり,ROMが飛んだり(簡単には消えませんが)しては困ります.
基板には修理の跡がありますが,その仕事はいただけません,各所にテンプラっぽいハンダ付けがあります.
これらを吸い取って,ついでにスルーホールもハンダ上げしなおしました
CPUボードをセットして電源を入れると周波数表示が出てセルフテストをしようとしてすぐ止まります.
パネルからの操作は利きませんが一歩前進,ちょと安心.
試しに,ここでCPUボードにつながるリモートボードを外してみるとパネルからのLocal操作が出来ます,BITEが走ります!!(ガッツポーズ)
エラーは「01」「04」といろいろ出るし音も出ませんが,先が明るくなりま
した.
前回と同じくBFOがOut of Lockで,やはり74LS160が一個不良で熱くなってました.
これを取り替えてさらにBITEチェック.
すると,だいぶ進んで出たのがエラーコード「13」
これは「フィルターの1番バンクにLSBフィルタが入ってないよ!」というエラーです.
ISB仕様の場合,フィルタの1番にLSBフィルタが入っているのが原則で,さらに他のどこかにUSBフィルタが入っていなければいけないようです.
しかし,現物は一番にLCの20kHzフィルタが入っています??
SSB,ISB切り替えのジャンパもなんか妙だ.
そういえば,局発のケーブルも違うコネクタに挿してあったりしました.
どうなってるんだろか,少し混乱.
パズルを面白くするためのトラップ?
ここいらで頭を冷やした方がいいですね.
オプションボードのマニュアルが欲しいねー
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おっきいRADIOの正体は種明かしするとRACALのRA6790/GMです.
けっこう梃子摺りました.
2台あるうち,まず,半分意識がある方のBFOのOUT of LOCKを治しましたが次は1st Mixerがうまく動いてませんでした.
MixerのDMOSスイッチを疑いましたが,結果的には1st LOユニットの不良でした.
焼けてる抵抗が一本.
これを取り替えて,うまく行ったかに見えたのですがすぐにダメになり,やや焦げ臭いにおいを確認しました.
今度は同じユニットのレギュレータ周りのパターンが焼けてました.
UNREG+5VからECL用の5.2Vを作るレギュレータのトランジスタのコレクタがGNDに落ちてました.
これを補修してBITEをかけると...
NHK第一を聞いてますが,いいですねえ.
メーターの振れが辛い気がするけど,細かい調整はあとでするとして,sanyoshiさん,ひとまずご安心のほど.
※追記 ちょっと聞いたところではCWがとても静かでいい感じです,SSBの3.3kHzはちょっと広い. AMは言うことなし. SSGから100μV入れてRFの指示が6(60μV?)はちょっと足りない感じか,(dBμVですね,だと振れすぎ?) 次はレベルダイアグラムで追っかけます.
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先日,千葉の方からメールをいただきまして,TS-940の送信パワー不足とのことでした.
見ず知らずの私に大事なマシンを預けようという勇気に敬意を表します.
到着して初診の感じではドライブ不足で,すぐ出来そうな感じでしたので,関東930,おっきいラジオにはちょっと待ってもらい,こちらを先にやらして頂きました.
T-IF経路を再調整,一個だけピークのとれないコイルがあり,10pFを足しました.
ほか,キャリアポイントなど調整し,18MHz,24MHzの送信改造,28MHzの100W改造をしていい感じです.
このドアポケット,へばりついてる確率100%ですねHi
このマシンのオーナーさん,某スーパーゼネコンでお仕事をされていて,海外組の由.
一度日本を出ると何年も帰ってこないそうで,秋ごろ予定される次回の赴任にはこの940を持って行きたいとのことです.
サンスポットも上がって,私がこの940とQSO出切たら,と思うと嬉しくなってきます.
余談ながら,私が昨年の暮,いじめられた現場の元請さんと同じ会社でいらっしゃいます(汗&笑
しかし,オーナーさんは
『私はいたって善良で、サブコンいじめはしません。』
とのことですHi
そりゃそうです,アマチュアは皆さん善良なのですHiHi
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アナデバのマイク・プリのIC(廃盤品)です.
これ一つで入力レベルに応じてノイズゲート領域~コンプレッション領域~リミッタ領域と制御できます.
SSM2166というヤツがあって,そいつはノイズゲートのスレッショルドとリミッタのスレッショルドを可変出来ます.
2165はスレッショルド固定ですがコンプレッション特性は変えられますので,レベル設定次第でうまく使えばいいし,DIP8ピンというのも手軽です.
実はコレ,なかなかレアな半導体を置いているユニークな通販サイトのイーエレさんにリクエストしていたものが入ってきたのでした.
1個600円です.
なお,MSOP10ピンのSSM2167はRSコンポーネンツで入手できます.
自作マイクスタンドのマイクアンプをこれで置き換えてみようと思っていますが,宿題が山積みなのでしばらくは出来ません(汗
このIC,K2のマイクアンプに使われているようですよ.
※追試記事あり
リミッティングアンプ,できた
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オーナーさんから74LS160が届いたのでBFO部のPLL修理再開です.
930など,ほかにもいろいろやることがありますが,先の見通しをたてるためにお先にやらせていただきます.
BFOはめでたくロックし,ビルトインテストをかけてみると全て通りました.(^^v
しかし,予想はしていたことですが,すぐには景気よく受信してくれないようです.
SSGでチェックしたところ,第一IF以降はOKのようです.
だけど,1st Mixer の出力(40.455MHz)が極めて小さい.
1st Mixer はある意味この受信機の心臓部,ヤな予感はしますが,SSGからアンテナ端子に信号を入れると,弱いながらも受信音は出るので完全には死んでないのか?
1stミキサは頑丈なシールドの中の箱入り娘.
焦らず,今日はこのへんにして頭を冷やし,930に戻ることにしましょう.
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『衛星だってんなら真上に打ち上げろ!』
みたいなこという人がけっこういるんですねえ.
どうやって遠心力を得るんでしょう,軌道の高さまで上がったら水平加速?
そんなムチャは言っちゃダメだなー
あと,中国とかロシアとか,損得勘定間違ってませんかねえ.
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『体重,どうしました?』
って言われちゃいました.
昨年比マイナス6kg,現場ダイエットの成果ですねえ(^^;
若干ひっかかってた腹囲もマイナス4.2cmでボーダーを切り,よっしゃー
あとは昨年ヤバかったコレステロール値が下がってくれてれば...
無茶苦茶だった現場だけど,いいこともあったってことですなー
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疑われたプリスケーラーはどうやら無罪.
無負荷ではバンバン,スイングしてます.
ということは負荷側のロジックのゲートか.
プリスケーラーの出力には一つのNORと五つのBCDディケードカウンタがぶら下がってます.
このラインとGND間をテスタで当たると,プラス/マイナス両方向とも25Ωぐらいしかなく,これはあきらかにおかしい.
LSのゲートならダイオードでGNDからゲートに向かう単方向の導通が正解でしょう.
一つ一つ当たって行きましょう.
んで,三つめでビンゴ!!
74LS160,手持ちは...無いなー,オーナーさん持ってる?
近所のパーツ屋にあるかしら.
100円以下で買えそうなパーツの入手が田舎では大変です.
ともあれ,一歩前進できるでしょう.
また,930に戻ります.
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同じ型のプロ用のラジオを2台お預かりしました。
どちらも不動ですが、一台はBITE(built in test equipment)も動作するし半分意識はある。
もう一台は意識不明Hi
症状の軽いほうを見てみると,BITEのエラーコードによれば第三局発、つまりBFOのOut Of Lock
プロならここでユニット交換してすぐ現場復帰ですねHi
BFOのPLLはリファレンスOK、フェーズコンパレータも動いてそう、VCOも発振してる。
VCOの信号は1/10および1/11のデュアル・モジュラス・プリスケーラを通って74LS160のプログラムド・ディバイダを5段抜けてフェーズコンパレータに戻って来ますが、こちらの経路がダメのようです。
コントロール・ユニットからの分周データはよさそうで,一方ディバイダの出力が反転している様子がありません。
オシロで追いますと、プリスケーラのTTLレベル出力端が1Vもスイングしてません。
プリスケーラーの不良でLS160のクロック入力をHighにしきれていないのか、あるいはLS160ほかロジックの不良なのか..
このラジオはPLLも含め、全体が汎用のディスクリート部品で構成されていて保守のしやすいマシンです。(プラグイン・ユニットでもないしHi)
しかし、その中でもこのプリスケーラー11C90(or SP8680B)だけは現在入手しにくいんじゃないかな?
早く直して聞いてみたいなぁー、このラジオ
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