あるある批判続出ですが
いろいろ出てきますが,そもそも「信じてたのに」って人が相当多そうで複雑な気持ちになります.
健康情報番組だけじゃなく,スピリチュアルだの,超能力捜査も「TVがやってることだから」と信用して見ている人がそんなに多数いるのでしょうか?
報道でさえ危ういことがあるのに.
今回は取材を受けた側の研究者が「そんなことは言っていない」と言ったことで問題化していますが,問題はそれだけじゃないと思います.
学者(らしき人物)が実際に説をとなえていればそれでいいのか?といえばそんなことはないわけで,論文を書くより自分の本を売りたいような人がミスリードする場合が少なくありません.
「マイナスイオン」なども「あるある」がきっかけでした,当時多く露出していた3名ほどの人物の自作自演のようなもの.
「博士」といってもディプロマ・ミル(学位工場)からお金で買える学位もあり.
そんな医学博士=「医師」だろうという思い込みもある.
「学会」といっても身内だけのなかよし学会もあり,まともな学会であっても「発表」だけならかなり常軌を逸したものも敢行するツワモノが存在し,放置されます.
「学会で発表」にステータスを見出すのは危険です.
番組制作者側にも視聴者側にも言えると思いますが,真実に迫ろうと言う目は懐疑的でなければならず,センセーショナルなものを追おうとする目には違うものが見えてしまうのだろうと思います.
みのもんた氏が「あるある」を批判したらしいですが,それは自爆発言のようなものと思います.
また,スポンサーも企画選びにはもっと慎重になるべきなのだろうと思います.
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コメント
次々と出てきているようですね
しかし、元の食品に悪気は無いのに
巻き込まれて気の毒です
品物にも生産者にも、迷惑が・・
投稿: sky | 2007年1月30日 (火) 09時38分
「わかりやすさ」を求めすぎなんですよね.
そうそう簡単,単純に効果てきめんならば普通は副作用も考えなければいけません.
「最初からありそうもないこと」を「ありそう」に言う方がリスクも少ないからやるんですね.
毒にも薬にもならないことの方が使いやすい.
マイナスイオンが最たるもの.サプリメントとかも,ねえ
投稿: Yamada | 2007年1月30日 (火) 12時17分