これも都市伝説か
最近のCPUはンGHz,○△×ワットと高速,大電力化する一方ですね.
ところで,クロック周波数が2GHzを超えたあたりから電子レンジとの比較を持ち出して,あたかもCPUがプチ電子レンジであるかのようなことを懸念されるおかしな記事をWEB上で見るようになりました.
中には水冷PCでは水が電磁波で加熱されるので他の媒体を...のような話もHi
まあ,落ち着きましょう.
「ンGHz」はクロック周波数で,「○△×ワット」は直流の消費電力です.
決して電子レンジのように2.45GHz,600Wの高周波電力が輻射されるワケではありません.
CPUからの高周波の輻射ノイズも少しはあるでしょう.
しかし,そこはいまどきの機器,EMCなどの基準を満たしていますし,仮にそんなに漏れるのならシールドを施さなければ基準を満たせません.
所詮ノイズ程度で電磁波加熱に供するようなエネルギーは出てっこありません.
水冷PCの話でも水冷ヘッドは金属で出来ているのが普通ですからそのノイズさえ遮蔽されます.
これも,都市伝説の一つなのでしょうか?
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