William Henry
ウイリアム・ヘンリーは老舗ではないけど革新的構造・デザイン・品質で眼を惹くナイフです.
カスタム・ナイフさまざまある中でもコスト・パフォーマンスはピカ一でしょう.
いつかはここのカスタムナイフが欲しい...
この写真は日本のMOKIがOEM製作しているマスプロですが,ウイリアム・ヘンリーの魅力は十分感じられます.
モデル名Conable9,ブレード材はV金10号,バナジウムが入って硬めの素材です.
ライナーロックを片手でさりげなく開閉するのがカッコいいでしょう.
このナイフを東京で買い,帰りの空港で一悶着.
いつも通り入場口でナイフを持っているから預ける旨申告したところ,
「確かめさせて下さい.」
と,袋,ケースを開けて見るや
「ちょっと,お待ち下さい.」
すると警察官が来て
「あんた,ちょっとここに住所氏名を書いて.」
え?と思いながらも書いたら.
「これは刃渡り90mmにもなる,銃刀法違反だ.今回だけは見逃してやるが今後注意するように.」
ちょっと待て,銃刀法なら承知している.
(だいたい“刃渡り”じゃなくて“刃体長”だろ)
「買ったものを持って帰るのは“正当な理由”にあたるでしょう.梱包されているし,レシートもある...」
と言いかけたら
「ま,いいからいいから」
とさえぎられてしまった.
何か腑に落ちなかった,警察官の名前を聞いておけばよかった.
ま,しかし,折りしも9.11同時多発テロの直後だったし無理からぬ面もあるのか.
刃体長60mmを越えるものについては厳しくなっているようですね.
今度からは宅急便で送ろうと思った次第.
| 固定リンク
「ナイフ・刃物」カテゴリの記事
- ポチっともう一本(2019.10.12)
- パン切りナイフ(2019.01.29)
- つめきり(2018.04.21)
- 仕事の打ち合わせで鍛冶屋さん(2017.09.04)
- いけね(2017.08.11)
コメント
そうです
いらないトラブルの元になる
送ってしまうのが一番
ただし、海外のものは難しいね
コレクター泣かせでしょう
あの、ジッポーライター
アブラが入ってない新品も
持ち込めないとか
喫煙者も大変
ナイフと包丁の境目はどこにあるのか?
投稿: sky | 2005年8月15日 (月) 14時51分
あのスイスアーミナイフのビクトリノックスも売上激減で頭を抱えている模様.
USBメモリつきのナイフを作ったり工夫しているが,機内持込み用にナイフブレードの無いタイプの製品を売り出しました.
もはやナイフでもなくなってしっまっているわけでHi
そんなんなら普通のUSBメモリだけ持ち歩いた方がマシ
投稿: Yamada | 2005年8月15日 (月) 15時09分
私も羽田でBackのナイフを持ち込みとして預けようとしたら、包装を破いて中身を見ると言い出したのでプレゼントですやめてください。と
言いました。(自分のプレゼントなのだ)
そのまま機内預けとなったのですが、開けて見ると言うのが分からん。預けるんだからよさそうなものだけど・・・
投稿: sanyoshi | 2005年8月15日 (月) 18時11分
ま、しかし
このご時世
別便でお送りください
関係者として、ごめんなさい
投稿: sky | 2005年8月15日 (月) 20時13分