キレたと言う電球
電球が「私、切れました」送信 「物」がネット接続(by 朝日新聞)
どうやら,PLC(Power Line Communication:電灯線インターネット)の優位性を訴え,正当化するための一つのアイデアなんだろうな,と思いました.
たとえば電球の場合、あらかじめ信号を溝形の接合部に刻んでおき、電球が切れた時に電力線を通じて電気信号を出すことで、ネット上に「切れた」という情報を送信できるという。この情報を外出先で携帯電話で知った持ち主がすぐに買い足しに行く、といったことが可能になる。
電球ぐらい買い置きしておきますって.
別に,出先で
「お,トイレの電球が切れやがったな.」
みたいな情報は要らないと思いますけどね(^^;
PLCのような中途半端な技術普及には反対です.
もちろん,微弱な信号に耳を傾けている我々アマチュア無線家にとって,PLCがばら撒くノイズは致命的なものになるでしょう.
しかし,それが面白くないって理由だけで反対するわけじゃない.
アメリカの例を見ても,政治家は既存の電灯線を使って安くインフラを作れるPLC(アメリカではBPL:Broadband over Power Line)が国民にアピールすると思うらしい.
ミラクルな技術のように宣伝する.
けどね,電灯線は電灯線.
端末ごとにモデムぶら下げてどうするんだろうと思う.
そんな目先の技術はいいから,光ファイバ拡張しましょうよ.
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コメント
球切れって、誰もいないときには起こらないでしょう
だってさぁ、切れる寸前でいて
パワーが入ってから、一瞬輝いて
おしまい。だったと記憶しているが
おっしゃるとおり
買い置きがありますから
チャンチャン
投稿: sky | 2005年8月25日 (木) 06時39分
確かに,フィラメントは冷えて抵抗が少なくなっている状態からスイッチONしたときにラッシュカレントが流れますのでその時に切れる場合が多いですよね.
投稿: Yamada | 2005年8月25日 (木) 23時38分