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2014年12月 6日 (土)

栃木_TS940_04

Tochigi_ts940_15

長期間,使用されずに放置されたTS-930やTS-940にいきなりスイッチを入たりしないことを強く推奨します.
まずは電源ユニットからファイナルユニットへのコネクタを抜きます.
電源スイッチを入れたら素早くFBに29V程度の電圧が出ているか?を確認します.
これが33Vとか42Vとかだったらすぐに電源を落とします.



Tochigi_ts940_16

持病のようなものなのですが,電圧調整用のVR1のロータが接触不良で浮くと,通常29VのAVR出力が跳ね上がります.
当初はD3ツェナーの保護が効き32V程度に抑え込まれるのですが,さらに症状が進むとAVRのブースタTr(Q101・Q102)がショートし,R1やR2が焼けD1がショート,ファイナルユニットに42Vがダイレクトに流れて,ファイナルユニットの電源ラインツェナーが飛んで,定格に余裕が無いドライバのMRF485が最初に壊れ,運が悪いと終段のMRF422も昇天という末路を辿ります.
本機の場合,各部の接触不良が顕著ですから,VR1は待ったなしに交換し,電圧を再調整してからFBを繋ぎました.

※追記
↓のダイオードブリッジのシンボルがおかしいですね,リング接続になっちゃってる.

Tochigi_ts940_17

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コメント

大昔の私の場合もこれでしょうか
8月に開催されていたオール横浜コンテスト
この時期に930で出ていたのです
ある年、200メートルのローカルOMをコール
応答も無く焦りました、この時は死んでいたようでした
無線機も機会ですから、時折電源を入れ
電波を出してやりましょう
あー、最近、出していない、いや、WW CW前に1局だけ交信
こんなんじゃ駄目なんだよねぇ

投稿: sky | 2014年12月 6日 (土) 05時55分

だいたい同じストーリーを辿るんだろうと思います.
数え切れない例を見てきましたからね.

メータ・ランプがいつもよりやけに明るいな?と思ったら電源を切るべきですね.

投稿: Yamada | 2014年12月 6日 (土) 10時43分

御指南、ありがたく
まだ眠っている940が
次回、開腹する時はこのように。。

投稿: k | 2014年12月 6日 (土) 19時11分

ぜひそうして下さい.
トリマポットは最初から取り替えてもいいかもしれませんね.

投稿: Yamada | 2014年12月 6日 (土) 19時26分

940はともかく、電源が飛ぶ→多臓器不全が一番怖いですね。
トリマポットぐりぐりだけでもだいぶ救われると思うのですが。
しばらく出張で走り回って帰ってきたら、うちの940は寒さでPLLアンロックになってしまいました。

投稿: hamtaro | 2014年12月13日 (土) 18時51分

hamtaroさん,こんにちは
940にお付き合いが長いようですねHi
私はオーナーだったわけでなく,修理でおあずかりするだけですが930/940の電源は不具合が多いです.
また,いろいろなところで改修を加えると改善する箇所が多いですね.
昨夜はAGCをやってました,それと,例によってFANがなかなか回り始めないので生きているのかどうか不安になります,コンパレータをいじるかどうか,考え中です.
週末,どうぞPLLの手当てをしてあげてくださいHi

投稿: Yamada | 2014年12月13日 (土) 19時20分

早速のリプライありがとうございます。
PLLはあったまると直るいつものパターンなので、ハンダゴテあててコアいじりですね。どこかが直るとどこかがトラブるのが御老体の宿命でしょう。

http://d.hatena.ne.jp/hamtaro/searchdiary?word=*[TS-940S]
うちの940、PA・電源ともファン早回しは施してあります。幸いサーミスタは腐ってませんでした。
御老体は労わっておかなければ・・・

投稿: hamtaro | 2014年12月13日 (土) 20時25分

メンテナンスなしには長期間の稼働はなかなか難しいですね.
930/940はなぜか依頼が多いので私も勉強させてもらいました.
PLLのアンロックは暖めたり冷やしたりして症状が再現できればハンダ割れ,テンプラなど見つけられることもありますが,うまく症状が出てくれないこともしばしばですねHi

投稿: Yamada | 2014年12月13日 (土) 20時53分

ドレイクR-4Cの後期型と前期型では回路が違いますか?
私のは真空管から憶測すると後期型と思われますが、回路図をお持ちでないですか?
3RDMIXの真空管が6EJ7です。
受信中にバサバサとノイズがでます。3RDMIX(V4)の真空管を抜くとノイズが止まり、2NDMIX(V3)を抜いても出ます。
アドバイスがありましたら宜しくお願いします。

投稿: 中野春義 | 2016年2月 8日 (月) 19時03分

中野様

はじめましてでしょうか。
申し訳ないですがこういうお問い合わせにはお答えしかねます。
FAQにそのあたりの見解を書いてます。
それと、私は40年以上前に真空管とは縁を切った者です。
悪しからずお願いいたします。
私よりも適任の方が大勢おられると思います。

投稿: Yamada | 2016年2月 8日 (月) 19時31分

初めまして。
TS-930Sを使用しています。
送信不能となりました。
ICをC’Kしましたらカチット振り切れます。
VCは0Vです。FINALユニットの各トランジスターには28V掛かっています。
FINAL取り外して送信S/W ONしてもICは振り切れます。
受信はOKです。
何かアドバイスがありましたら宜しくお願いします。

投稿: Masuda | 2016年2月24日 (水) 12時54分

Masudaさん

基本的には手元にないマシンのことはわかりません.
FAQの後半をご覧ください.

ただ,930はちょっとばかりかじったことがあるマシンなので一般的なことを申し上げますと,ICのメータ回路のセンスが狂っていてメータ振りきれ,過電流保護用プロテクタが誤動作して送信不能という状態だろうと想像します.
そう思ったとしても,どこだかはわかりません,電流センスまわりのコネクタかもしれない,ハンダ割れかもしれない,Trの不良かもしれない,トリマポットのガリかもしれない.
それは測定器を駆使して絞り込まなきゃ.

投稿: Yamada | 2016年2月24日 (水) 13時19分

Yamada 様
早速のアドバイス有難うございます。
測定器も有りませんし、能力的にも難しいと思います。
暫く回路図を眺めてみようと思います。
有難うございました。

投稿: | 2016年2月24日 (水) 13時50分

FAQだったようですね。
測定器がなかったら私は修理しようと思いません。

なんでこのスレッドにこの手の質問が多いのかなあ..

投稿: Yamada | 2016年2月24日 (水) 17時26分

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