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2012年12月 7日 (金)

連鎖的崩落

笹子トンネル崩落 「連鎖的」被害拡大 補強構造に問題 鋼板連結が裏目(yahoo news/sankei)

 同社によると、トンネル内部は天井板で換気ダクトと車道に区切られている。ダクト側はT字形の鋼板2本の間につり金具と中壁が取り付けられ、上部をトン ネル本体とボルトで固定、下部の左右に天井板を敷き詰めていた。鋼板は1本6メートルで、鋼板同士の継ぎ目を1・2メートルの中壁をまたがせて連結する構 造だった。

 天井板同士もダクト側から車道側に空気が漏れないようにするため、鉄筋で溶接し、モルタルで隙間を埋めていた。中壁と天井板の重さはそれぞれ1トン以上あり、鋼板1本に15トン以上の重量がかかっていた計算になる。

T字形の鋼板っていうか,CT(カットT)でしょう,それは『形鋼』っていうと思う.
6mスパンで15t,パネルは1.2mピッチだけどアンカー止めは600mmピッチでパネル1枚当たり2ヶ所らしいから6m間に計10ヶ所,1ヶ所あたり1.5t.
1ヶ所に2本のアンカーボルトなのでアンカー1本あたり,750kgの長期引き抜き応力

となれば,これは先回ざっと計算した

  • ボルト鋼材引張り強度 1.26トン
  • コンクリートのコーン状破壊強度 1.78t
  • 付着力強度 2.1t

に比べて倍程度の余裕ですか.
これでは隣が抜けた場合の応力増加に耐えきれず連鎖的に崩落ってこともありそうですね.

常時引き抜き応力を受けているのってやっぱり気持ちが悪い.
上向き施工っていうのも難しそうな気がします.

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