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2012年3月26日 (月)

ダメな鳶さん

先日,現場で鉄骨の建て方調整が終わるのを待っていたのでした.

『歪み直し』といいますが,元請の監督さんがトランシット(wikipedia)を覗いて指示を出し,鳶さんがワイヤーを引張って鉄骨の柱の垂直を直していきます.

左端の柱を垂直に建てたら反対側の右端の柱も同様垂直に建つべきところ上で30mm以上もズレて傾きました.
1/1000の精度を要求されるところでこのズレはちょっとした事件です.

そしたら,その鳶の親方(50代かな),監督(30代だろな)に向かって

『トラ(ンシット)の見方,わかってんのか!?』

と怒鳴りだしました.
まぁ,鳶さんには威勢のいいのが多いけど,いささか品がない.
もう一度測ったけどやはり傾いてる.

すると,鳶さん

『脚が悪いからなんだろ!』

これは基礎の柱脚の間隔の精度のことを言っています.
しかし,メジャーテープを当ててみると1mmも狂っていません.
ということは彼らが組み上げた梁のスパンがおかしいのでは?ということになります.
そこで梁のスパンを測ると実際30mmほど短いのでした.

いろいろ怒鳴り散らかしたわりにはその原因は自分らのミスなんです.

『さん』と書きましたが,とび職がヘソを曲げたら現場が回りませんのでスーパーゼネコンの監督であっても一目おいて『鳶さん』と呼ぶことが多いです.
監督に向かってタメ口で来る鳶さんもいたりしますが,荒い口調も安全のため,そこはプロの仕事でかっこよくキメる職人さんが多く,尊敬もされるわけですが.
口は悪い,ウデは悪い,じゃ...ねぇ

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