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2007年6月29日 (金)

やはり落ち着こう,電磁波

超低周波電磁界に関する環境保健クライテリアについて(環境省報道発表資料)

 世界保健機関(WHO)では、電磁界が健康と環境へ及ぼす影響を評価するため平成8年(1996年)より国際電磁界プロジェクトを開始し、その検討を進めており、その一環としてこのたび超低周波電磁界に関する環境保健クライテリアが公表されましたので、お知らせします。

---(中略)---

 環境保健クライテリアは、「発生源、計測、ばく露」「神経行動反応」「免疫、血液系」「がん」「健康リスク評価」「防護措置」等13章から構成され、その概要は以下のとおり。

(1)
    現行のばく露規制値を上回る強い電磁界によって、神経や組織への刺激は引き起こされうるが、一般環境中の電磁界レベルでは、神経系や免疫系等に対する悪影響を示す結果は確立していない。

(2)
    がんについては、一部の疫学研究(人を対象にした統計的研究)において、小児白血病のリスクの増加と一般環境としては高い磁界ばく露との間の弱い関連性が報告されている。しかし、動物実験や細胞実験では健康に悪い影響を及ぼす可能性を示唆するような再現性のある実験結果は得られておらず、2001年に行われた国際がん研究機関(IARC)の評価「人にとって発がん性があるかもしれない(2B)」を変更する必要はない。

(3)
    今回の評価の結果からは国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)において定めている国際的ガイドラインを尊重すべきであり、予防的方策としてこれを任意のレベルに引き下げることは推奨されない。電力の健康上・社会的・経済的便益を損なわない限り、ばく露を低減するための極めて低費用の予防方策を実施することは妥当であり、是認される。

---(略)---

やはり,マスコミ報道などから受ける感じと違って落ち着いた内容だと思います.
大きな方向転換があったわけではなさそうですね.
予防的方策といっても,いたずらに低いレベルの規制値を設けて莫大な予算を注ぎ込むべきようなものではないでしょう.

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