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2007年5月15日 (火)

まる投げですか?

青森市システム確認体制再構築へ(東奥日報社)

 青森市の新情報システムをめぐるトラブルが、後を絶たない。三月末から約一カ月間で県議選投票所入場券や固定資産税納税通知書の誤発行など立て続けに四件が発覚し、市に対する市民の信頼が大きく揺らいでいる。原因はいずれも操作手順の間違い、プログラム修正時の誤りといった人為的なミス。新システムの業務を統括する第三セクター「ソフトアカデミーあおもり」と、システム納入業者「富士通」の担当者の不注意による誤りだった。トラブルのたびに再発防止策を講じながら、なぜミスはやまないのか。その背景に、三者間の意思疎通不足が浮かび上がる。

 市が四件目のトラブルを公表したのは、今月七日。それまでの三件について、佐々木誠造市長が「市の検証作業とシステム運用上の確認が必ずしも万全でなかった」と定例会見で陳謝してから、わずか二週間後だった。

 ソフトアカデミーの木村渉総務部課長は「チェックが甘かった」と謝罪。その上で「四件は別の個所で起き、それぞれ再発防止策を講じた。人為的ミスはあってはならないことで、全社員に注意喚起した」と話した。

 新システムは、同市が旧浪岡町との合併を機に導入。ソフトアカデミーが調達・運用し、市は使用料を払っている。全五分野のうち、稼働済みの住民記録、介護保険、税情報の三分野を富士通が開発、同社に納入した。

 住民記録分野をめぐっては開発段階で不具合が相次ぎ、稼働が予定より一年半遅れた。また、システム納入業者の撤退で計画変更したため、事業費が当初計画の二十一億五千百万円から五十七億三千二百万円と二・七倍に膨らんだ経緯がある。

 対策を講じても繰り返される新システムのトラブルの背景に、行政、三セク、納入業者という三者の関係の中で、意思疎通を欠いていたのではないか-との見方がある。地方自治に詳しい田村秀(しげる)新潟大大学院教授は「IT(情報技術)分野に通じている人間が行政内部で少ない。だから、やりとりでコミュニケーション不足があったのではないか。外郭団体が仕事を請け負っても真剣味に欠けることがあるし、組織を分けることで無責任体制も出てくる。糸電話による伝達と同じだ」と指摘する。

今回私の税金もいくらか返ってくることになってるけど,この「ソフトアカデミーあおもり」なる第三セクターと富士通はほんとにどうなんだろう,不祥事が多すぎる.
住民基本台帳のシステムをオープンソースでやろうとして失敗した例も開発者としての上流工程で仕様をきちんと示せず,チェックも出来なかったことが要因であったと聞いています.
だとすると,それは実に情けないというか,恥ずべきことだと思います.
私の会社でもIT導入当初,ソフトアカデミーのわりと上の階層の方がみえていましたがメールのやり取りなどで宛先に複数アドレスを貼り付けて来るなど,むしろリテラシーをこちらから指摘しなければならないような状態で閉口したのを覚えています.
うちのO君はPCやネットワーク,ソフト開発についてはベンダーと対等に話が出来るような仕事をこなしていますが,そんな彼も就職活動では富士通からは門前払い同様だったそうです.
ならば,相当優秀な人材が揃っていてもよさそうなものですが?

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