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2007年4月 8日 (日)

ナノバブル

「ニュートンのりんご」なるローカル放送局の番組.
核燃料施設の多い当地における日本原燃らの提供番組で科学技術を紹介するという形.

今日は「ナノバブル」ですか.

(最初におことわりしますが,以下は「ナノバブル」なるものの殺菌等の効果自体を否定するものではありませんし肯定もしません.)

例によって「海水魚と淡水魚が同居できる!」と大々的に伝えている.
開発した業者の声として,なぜこのようなことが出来るのかは解明されていないとのこと.

しかし,番組を見ていると塩分濃度は1%としっかり読めました.
ならば,ナノバブルとやらである必要は全く無いし,「解明されていない」というのは違うのでは?

ぜひ,こちらをご覧ください.
あやしいナントカ水などの,科学っぽいがインチキな説明を科学者の立場からわかりやすく叩く水商売ウォッチング(by apjさん)の中のFAQ-2で「マリンワールド海の中道」(海の中道海洋生態科学館)の方が解説された文章と写真が載っています.
(これは過去にパイウォーターなる水を販売する会社が海水魚と淡水魚が同居できるというデモンストレーションをしていたことに対する解説文です.)

(一部引用)
当館では淡水魚と海水魚を同じ水槽で飼育展示しています。
これは、魚の浸透圧調節の機能を学んでいただくために設置している水槽です。
水槽に特別な装置があるわけでも、魚を徐々に馴らしたものでもありません。ましてや、水槽水がパイウォーターで満たされている訳でもありません。またマジックでもイリュージョンでもありません。
原理は到って簡単。魚の生理食塩水をつくり、その中に淡水魚と海水魚を同時に、(馴らしたりせずに)入れているだけです。つまり、淡水魚も海水魚も体液の塩分濃度がほぼ同じであるため、その生理食塩水に入れると、魚の体から出入りする水がないのです。

その生理食塩水の濃度ってのがまさに1%程度なんですよね.

番組制作者が業者の言うことを信頼してこういう内容になるのだろうし,昨今騒がれる捏造でもないと言うかもしれませんが,あれは業者のデモンストレーションでしょう.
もう少し事前調査や検証をするという慎重な姿勢が必要ではないでしょうか?

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コメント

人間用の生理食塩水は0.9パーセントです。
最近病院通いしてて、しょっちゅう横目で見てますけど(笑)・


投稿: sugiyama | 2007年4月10日 (火) 14時36分

いわゆる生食ってやつですか.
“なましょく”って読みそうだな,これ.

投稿: Yamada | 2007年4月10日 (火) 20時10分

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