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2006年8月28日 (月)

物理の散歩道

Buturinosanpomiti_1 図書館に行ったらあったので借りてきました.
第五巻まで出てたんですね.
魂の重さのネタは第二巻にありました.

第一巻にざっと目を通しましたが,物理をネタにしたエッセイといいますか,目くじらを立てて読むような本ではなさそうです.

中には脳を真空管に見立てて

「正しい姿勢で勉強するとアタマがよくなる,これは電子工学でいえば直流バイアス,じゃあ交流バイアスをかけるというのはどういうことか?それはラジオでジャズを聴きながら勉強すること.」

???という感じの飛んだ内容もあり,あくまでもネタとして読まないとくたびれてしまいそうですHi

とりあえず,「これは違うな.」と思ったのは電信符号の「合調音語」すなわち「イトー」「ロジョーホコー」「ハーモニカ」についての記述です.
抜粋するとこのように書いてありました.

 「伊東」と聞えるから「イ」、「路上歩行」といっているから「ロ」、「ハーモニカ」だから「ハ」と書きとる。これでは言葉をきいているのとちっとも変わらない。全然努力なしに、自然にそう聞えてしまうのである。ここでは、前に述べたような意識的な記憶にたよることは不要となるのである。
 実際合調音語で育った人と、「トツー」「トツートツー」・・・で訓練された人とを比較すると、前者の方がずっとはやい送受信をすることが出来るということだ。これはいくらはやい人でも、前者(Yamada注※「後者」の間違い?)では辞引をひく要素的な操作が介在するためであろう。

合調音語が成り立つのはかなり限定された速度の範囲内での話だろうと考えます.
失礼ながら,書いてらっしゃる方は電信兵として入隊したけど健康上の理由で一ヶ月足らずで現場を離れられたようで,私の方が経験豊富かと思われますので申し上げます.
合調法では早く符号を覚えられるかもしれませんが,経験上,何度か訪れる速度の「壁」を越えるためにはある意味逆効果だと思っています.
「イトー」でもなく「トツー」でもなく,ただ「ピピー」がそのまま「イ」として認識されるように最初から訓練するのが結局早道だし,壁を乗り越える力がつくと思います.
合調法でも最終的には「イトー」に関係なく意識せずに「ピピー」がスッと入ってくるようになるのでしょうけど,遠回りをする必要も無いし,逆に「イトー」から抜け出すのに苦労される方がおられるようです.

これは私だけじゃなく,電信に親しまれている多くの方に賛同して頂けると思うのですがいかがでしょうか?

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コメント

私もyamadaさんの意見に一票。

私の父親も軍隊で合調方で叩き込まれたようですが、音を文字にするまでタイムラグが有りましたね。
その他、短点と長点を小さな山と大きな山で書き取ってから、文字に直していたようです。

投稿: JA7QQQ | 2006年8月28日 (月) 16時29分

QQQさん,一票をどうもHi

昔1アマの試験,和文を一度落ちました.
何の練習もせずに行ったのでしょうがないHi

2度目のとき,私の和文の師匠(故人)は

「符号覚えた?さ,QSOしよう!」

って人でした.
達人のおかげで十日ほどで合格ライン楽勝でした.

この本では「あーゆーとこーゆー」で覚えた人と「アーケード通行」で覚えた人が交信すると誤通信が多いとか書いてありました.
んー,手崩れに特徴が出ますかね,それはあるかも.
しかし,その記述を見てもかなりレベルの低いところの話と判断しました.

投稿: Yamada | 2006年8月28日 (月) 17時17分

うむ 私も合調法で覚えた符号ってのはたったの一文字だけでしたね。
ミ(・・-・-)これだけはなかなか頭に入ってこなかったなあ なぜか。
先入観でUAに聞こえちゃいますからね。

投稿: jh7めv/まだ会社なの | 2006年8月28日 (月) 20時20分

和文の中で欧文がよぎるとその後ダメになりますねHi
私も和文磨こうって意識がそんなに無いのでタマに聴くともたつきますHi
でも忘れちゃいないですね.

投稿: Yamada | 2006年8月28日 (月) 21時02分

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