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2006年8月12日 (土)

我が振りを直そうと思った

HF帯をボーっと聞いてることがありまして,以前,QQQさんのところで

「HFは波長が長いからテフロン同軸みたいな細いケーブルは通りにくい,太いのを使え.」

みたいなQSOを聞いちゃったという記事があってびっくりしましたが,私が聞いたのもちょっと考えてしまうものでした.

QSBでフラっと浮かび上がってきた話なので正確ではないかもしれませんが,こんな内容でした.

「Qを数式で表すとQ=ωL/R.Qを上げるためにはどうしたらいいか?Rを小さくすること.アンテナで言えば太くして導体抵抗を減らすとQが上がってアンテナの性能が上がる.ダブルバズーカのような太いアンテナがいいというのはそういうこと.」

先輩格の人が教えを説くように語り,後輩格の人が感心して聞き入るという構図...
んー,コイルのQと同調回路であるアンテナのQを混同してるような...
太い導体を使うと離調した場合のリアクタンスの変化が少なくなるのでバンド幅が広くなる,アンテナのQとすればバズーカはむしろ低いわけで,ピンスポットの同調範囲では細いアンテナの方がQが高くて効率も良かろうと思うのですが.
SteppIRのいいところは細いエレメントを最適同調点に持っていけるところですよね.

ダブルバズーカが持て囃されているようですが正確な情報が伝わっているのかな?と思います.
ARRLの"Antenna Book"(うちのは1991年版)あたりに詳しく出ていますが,RG-58Aぐらいで作る同軸レゾネータのQは20程度で低くロスがあり,むしろLCマッチングネットワークでリアクタンスを補正した方が効率がいいというような記事があります.
(ただし,ハイパワーユーザはパーツの選択が大変になりますがHi)

次の世代にはなるべく正しいことを伝えたいとは思いますけど,まあ,私自信も生半可なことを垂れ流している可能性があるわけで,身が引き締まる思いでありますよHi

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コメント

聞いていると首を傾げる話が結構有りますね、通説が本筋を駆逐してしまっている感じですね。
私は技術もテクニックも無い「野次馬HAM」ですねで大きな事は言えませんが、勘違いがそのまま定説になっているものが結構有るようですね。

でも先日私が聞いたものと、この話は嘆かわしい。

投稿: JA7QQQ | 2006年8月12日 (土) 22時27分

QQQさんこんにちは
勝手ながらトラクバックさせて頂きました.

アンテナにまつわる話は微妙なのが少なくないですね.

昔はエレメントにどんなテーパがついていても短縮率をかけていたもの.
7MHzの3エレフルサイズがどうしても同調せず,調整すると延長率になって不安だったものです.
シミュレータで解析できるようになって延長で正解だったんだとわかったのはだいぶ後のことでした.

投稿: Yamada | 2006年8月13日 (日) 12時00分

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