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2006年5月12日 (金)

LCメータ;続1

Lc_meter_bLCメータですが,原理としてはたとえばCメータの場合,

<ステップ1>
写真赤丸の中のC1とL1で自励発振しているときの周波数と,黄色矢印のリファレンス(誤差1%)となるコンデンサを加えた時の周波数を比較し,C1とL1を計算して求める.

<ステップ2>
リファレンスのコンデンサを外し,測定対象となるコンデンサ“Cx”を端子につないで変化した周波数からCxを求める.

というように手作業で電卓を叩いてやる場合と同じ事をするようです.
測定の誤差は(理想的には)リファレンスの誤差と同じく1%以内となるはずです.
C1やL1および浮遊容量は総合的にキャリブレートされるのでそこの精度は重要でなく,たとえば同軸の先にワニ口クリップをつけたアダプタをつないで測っても同じ精度で測れます.

実際に使ってみた感想として,微小容量を測るときにはC1とL1による自励発振のドリフトがけっこう大きく,かなり長時間エージングしても風が吹くと動く,という感じです.
なので測定に時間がかかる部品選別の場合などは注意が必要です.
これに対応するにはC1やL1を温度特性の良いもの(あるいは温度係数を相殺するもの)に取り替えたり,しっかりしたケースに組み込むのも有効かと思います.
また,基板を見ると高周波的な部品配置やパターンになっていないのが残念です.
写真青線内はグランドパターン.)
1MHz以下とはいってもRF,もっと気を遣うとより安定した動作が望めたと思います.

ま,しかし実用的には何の問題も無く,この価格でこれだけの完成度はご立派だと思います.

以前作った某所のQRP用デジタルパワー計キットよりはコストパフォーマンスも信頼性も上,といった感想を持ちました.

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