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2005年8月 6日 (土)

測定器たち;電力編

測定器のエントリばかり続いて,興味の無い方にはご退屈なこととご察し申し上げます.
しかし,そのスジの方々には,
「こいつ,どんなん使ぉてるんやろ?」(なんで関西弁やねん!)
という関心事なのでして,しばしご容赦のほど.

今回はパワー計
instrument5クラニシの1kW終端形電力計RW-1000Dと100W用RW-120D.
これらもあちこちを渡り歩いてきたものです.
リニアアンプの修理もよくしますが,この程度の電力計では間に合わないケースが多いですHi

instrument6次はQRP用デジタルパワー計(携帯電話は大きさ比較のため)
これは某所のキットを組み立てたものだけど,いろいろ後日談があります.

このキットはアナログデバイセズ社のAD8307という広帯域なログアンプとPICマイコンに内臓のA/Dコンバータを使った大変シンプルなパワー計です.
私はPICマイコン未経験者だったのでA/Dの精度や直線性など興味があり,一から自作も大変なので「ちょっと高いかな?」と思いながらもインターネットで見つけた某所のキットを注文してみました.

注文したあとで気がついたのですが,そこは会社ではなく,アマチュアが販売しているものでした.
アマチュアで数々のキットを作るのはご苦労があるだろうなと思いました.

さて,組み立ててみると,なんなく動作し,再現性は良好.
私の関心事であるA/Dの精度,直線性などを確認するためSSGをつないでデータをプロットしてみました.
すると,途中で3dBも値が飛んでしまう不連続なポイントがありました.
SSGのアッテネータを疑い(なにしろ自分で修理しちゃってるSSGなので,笑)ステップアッテネータを入れて確認しましたが結果は同じ.
「これはプログラムのミスに違いない.」
と思いながら販売元に確認.そしたら「それはログアンプの誤差」とAD8307の代替品を送ってきたり,何度か行き違いがありましたが最終的にプログラムミスであることを認め,対応して頂きました.

この間の行き違いについて顧みると,回路設計・プログラミングした人とキット化・販売している窓口の人が別人であることなどが要因のように感じました.

先方がおっしゃるには
「今まで誰にも指摘されたことが無くてわからなかった.」
との事でしたが,その後,プログラムにミスがあった事についてホームページ上で公開したりユーザーサポートするということも無いようで,残念なことです.

それ以外にもA/Dのリファレンスに対する入力のスイング幅が小さく,分解能が十分取れていないように思えました.(最終桁のデジットが定期的に抜けるのです.)
これについてはそういう仕様であるとのお答えでした.

というわけで私の当初の目的「PICのA/Dの精度や直線性を検証する」はかないませんでしたが,「気に入らなければ自分でプログラムを書けばいいこと」と割り切り,アセンブラやCを亀の歩みで勉強中.
ただ,スペアナがあるため,この電力計の必要性はあまり高くなくてさっぱり進みません(汗

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